<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 常樂里閑居偶題十六韻兼寄劉十五公輿王十一起呂二炅呂四熲崔十八玄亮元九稹劉三十二敦質張十五仲元時爲校書郎>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 漢詩大系  白樂天>
<Translator: 田中克己>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 常榮里の閉居、偶十六を題し、兼ねて劉十五公輿・王十一起・呂二炅・呂四熲崔十八玄亮・元九稹・劉三十二敦質・張十五仲元に寄す。時に校書郎たり。>
<BookPage: 26-29>
<UsedPage: 4>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
帝都名利場，
雞鳴無安居。
獨有嬾慢者，
日高頭未梳。
工拙性不同，
進退迹遂殊。
幸逢太平代，
天子好文儒。
小才難大用，
典校在祕書。
三旬兩入省，
因得養頑疎。
茅屋四五間，
一馬二僕夫。
俸錢萬六千，
月給亦有餘。
既無衣食牽，
亦少人事拘。
遂使少年心，
日日常晏如。
勿言無知己，
躁靜各有徒。
蘭臺七八人，
出處與之俱。
旬時阻談笑，
旦夕望軒車。
誰能讎校閑，
解帶臥吾廬。
窗前有竹玩，
門外有酒酤。
何以待君子，
數竿對一壺。
<End Poem>
<Translation>
帝都長安化虚名虚利の競争場で、鶏の鳴くと同時に安楽にしているものがない。ただひとりなまけ者がいて、日が高くのぼっても髪もくしけずらない。世わたりの上手下手はうまれつきで、この男のすることも他人とちがっている。さいわいなことに太平のみ代に会い、天子さまは学者がお好きだ。ただしこの男は小才なのでつかいにくく、秘書省で文書のかかりにすぎない。月にご十日出勤し、おかげでおろかな身を養っている。おそまつな家は四、五室で、馬一匹と下男二人をかかえている。 年俸一万六千文、毎月これで十分どころかあまるのだ。生活費の心配がないうえに、うるさい人間関係もすくない。そこでとうとうこの若者は、毎日安心無事となった。知己がないなどいってくれるな、元気なの、静かなの、どちらも仲間に不自由しない。秘書省の七、八人が、いつもいっしょに出入している。十日も話せないと、朝晩その乗る馬車を待つありさまだ。文書のしごとのすきを見て、帯でもといてわたしの家でくつろぐ者はないか。窓べにはめでる竹があり、門外には酒も売っている。 だからあなたのもてなしは、数本の竹と一壺の酒というわけだ。
<End Translation>
<Formatted Translation>
帝都長安化虚名虚利の競争場で、鶏の鳴くと同時に安楽にしているものがない。
ただひとりなまけ者がいて、日が高くのぼっても髪もくしけずらない。
世わたりの上手下手はうまれつきで、この男のすることも他人とちがっている。
さいわいなことに太平のみ代に会い、天子さまは学者がお好きだ。
ただしこの男は小才なのでつかいにくく、秘書省で文書のかかりにすぎない。
月にご十日出勤し、おかげでおろかな身を養っている。
おそまつな家は四、五室で、馬一匹と下男二人をかかえている。 年俸一万六千文、毎月これで十分どころかあまるのだ。
生活費の心配がないうえに、うるさい人間関係もすくない。
そこでとうとうこの若者は、毎日安心無事となった。
知己がないなどいってくれるな、元気なの、静かなの、どちらも仲間に不自由しない。
秘書省の七、八人が、いつもいっしょに出入している。
十日も話せないと、朝晩その乗る馬車を待つありさまだ。
文書のしごとのすきを見て、帯でもといてわたしの家でくつろぐ者はないか。
窓べにはめでる竹があり、門外には酒も売っている。 
だからあなたのもてなしは、数本の竹と一壺の酒というわけだ。
<End Formatted Translation>